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看板あれこれ

RASTA九州(株)の仕事内容です。 RASTAで高所のサイン工事を展開中。サイン工事、内装工事、印刷物まで巾広く行っています。RASTAチームとして全国・世界へ

オーバーハングの塔屋看板施工

今年も残すところ10日。
今年一年間は、ロープアクセス技術による看板工事において
色々な物件を施工させていただきました。
クライアントの皆様には感謝いたします。

そんな中、最後にふさわしい現場が入って来ました。
非常に難易度の高い施工です。
DSCN4548.jpg

理由は、色々有ります。
 1.7階ビルの塔屋看板で貼る面が建物より突出している事。
 2.そのため補助作業員との連携が出来ない事(材料の供給が出来ない)
 3.出力シートなので絵柄合わせが必要な事
 4.看板面が老朽化のためシートの接着が悪い事
 5.オーバーハングになっているのでシート貼り作業がやりにくい事

それも作業を1日で行うので
「シート貼りテクニック」「ロープアクセステクニック」ともかなりの技術が必要です。

事前のイメージ練習は行いましたが、いざ現場に入ってみると
その場面でしか遭遇出来ない事柄に直面します。
その場で解決しないと完成に導けないので、看板の神様に試されているみたいです。
しかし、いかなる場合も安全第一なので、無理は出来ません。
DSCN4565.jpg

ロープアクセスの導入当時から
このような高所の大型看板をスマートに施工する事を最終目標にしておいたので、
やり遂げられた事は、大満足です。
DSCN4575.jpg

今回の現場でも、多くの改善点が見つかりました。
それを1つずつ解決して、更なるスキルアップにつなげて行き、
日本全国の高所看板にお困りのクライアント様をお助けして行きたいと考えます。
今回の動画です




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突出し看板FL器具の交換

突出し看板の蛍光灯器具交換を行いました。
この仕事は、看板業者なら頻繁に発生する施工です。
普通は2年に一度ぐらい蛍光灯を交換するのでしょうが、
突出し看板となればアクリル板面を外して作業をしないといけないので、
大掛かりな工事になります。

弊社は、ロープアクセス技術を施工に取入れてから、
スマートにスピーディーにセイフティー(3S)に行えるようになりました。
DSCN4519.jpg

今回は板面を引上げるため屋上に単管でタワーを組んでみました。(屋上作業員1名と連携作業)
残念ながら写真はありません。
アクリルの厚みは5t、サイズ900×4000 これは結構な重さです。
人力で引上げる事が難しそうなので、
プーリー(滑車)を2個使い倍力システム(動滑車の原理)で引上げる事にしました。
垂直に引上げられたアクリルの下部は看板体のガイドにはまっているので、
風が吹いても揺れる事はありません。

今から器具の交換です。長年使っていると器具の故障が原因で点灯しない場合もあるので
この機会に全ての器具も交換しました。(40W×9灯)

DSCN4520.jpg

今回の作業は、下見1回、現場2名で1日
従来の工法に比べれば時間も、金額も手間も大幅に縮小されました。

そのような理由から
店舗をお持ちのクライアントの皆様に喜んで頂き、日本全国からご依頼をいただいています。
「ありがとうございます」

また各地区の同業者様の協力のおかげで施工を完了する事が出来ています。
重ねてお礼を言わさせて頂きます。
「ありがとうございました」





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